残骸

映えない人生

また来て青春

 

廃盤になった商品にまた会いたい。

 

 

 

最近思い出した。個人的に「キスミント」がめちゃくちゃエモ商品。

 

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何故いなくなってしまったの…私は今でもあなたを求めている。

ふにゃふにゃで味濃くておいしかった…そして何よりこの味は私の青春。高校の制服のポケットにキスミント入ってる率が高め女子だった。これかリカルデント。でも今思うと高校の制服のポケットに「キスミント」入れてるなんてえっちだな…と思う。いや本当に味が好きで買っていたものだが。

 

でも青春の味なので、本当に私がファーストキスした次の日、こいつを食べるのが気まずくなった甘酸っぱいエピソードがある。ちなみに初キスは確か高校の制服のネクタイで目隠しされた状態でされたのであまり甘酸っぱい感じではない。もっと普通で良かった。なんか夕日が差し込む放課後の教室でカーテンに隠れながらとかが良かった。同じ学校だったのに何故そういうイベントが発生しなかったのだ…?

薄暗い部屋で目隠しされながらしたのが私のファーストキス。そうしてこんな大人になりました。

 

でもレベッカのフレンズじゃないけど、口づけを交わした日はママの顔さえも見れなかったよな。あの頃の気持ちを思うと甘酸っぱ〜〜とはなる。

 

みんなは己のファーストキスを覚えているか?

普通は忘れないと思うがどうだろう。

 

 

そういえば高校生の時は駅でちゅーなどしていた。いや自分からはしなかったが。私は意外とその辺は恥じらいがある。が、されたら拒むこともなかった。若さだな… 信号待ちでもされた記憶がある。後ろに立ってた人はさぞ、ぶっ殺したかったことだろう。よく思いとどまってくれた。誰かの優しさによって私は今日も生かされている。

 

 

高校生の私はというと、それはそれはアホな見た目をしていた。黒髪ツインテール、もしくはハーフツインでいちごやハートのヘアゴムをつけていて、いちごのリュックでスカートはこれでもかというほど短かった。今思うとほぼ痴女。よくあんな格好で歩けたものだ。今ならあんなに全てにおいて間違った自己プロデュースは絶対にしない。そもそもロマンがない。今、私が女子高生をやるならスカート丈は短くも長くもなく、髪はストレートでおろして、紺のハイソックス、鞄はもちろんスクールバッグで清純派を気取りながらドエロい下着をつける。絶対にだ。誰かの為ではない。私による私の為のエロ。当時はというと、彼氏がロリコン気質だった事もあり、スポブラ綿パンツということもしばしば。好きな人にとことん合わせてしまうのでそういう仕上がりになる。

 

 

キスミントの味を思い出そうとすると、高校時代の自分がフラッシュバックしてくる。人間は嗅覚を一番覚えているらしいが。まあ味覚もそこそこなんじゃないかと思う。というか味覚と嗅覚って紙一重か?

 

まあ思い出は関係なく、キスミント復刻を願っている。あれを越えるガムはない。

 

 

 

 

さて、今日は何故こんな時間にブログを?と思うかもしれない。それは今晩飲みに行くからである。お酒を飲んだ自分がきちんと日付が変わる前にブログを更新するという自信が全くない。しかし4日目にして約束を破る女にはなりたくないのでこうして朝っぱらから電車に揺られながら書いている。

アーーー暑い これも全部ドルチェ&ガッバーナの香水のせいか 雪のせいにしたり香水のせいにしたり人間というものはいつも何かのせいにしたがるな