残骸

映えない人生

生足魅惑のマーメイド

 

知ってた?この記事が記念すべき100回目。

だからといって特に派手なネタがあるわけでもないことは先に言っておく。

 

 

 

 

私が夏を好きな理由の1つに、「タイツやストッキングを履かなくても良い」という点がある。この開放感。生脚最高! 特にストッキングには本当に文句しかない。あんなにコスパ悪いものって他にあるんだろうか。伝染しにくい!と謳っているストッキングも1日で穴を空ける女だよ私は。これは単に私の所作が美しくないからでは決してないと思う。「大丈夫?痛くない?平気?」と、恐る恐る処女に触るくらい丁寧に扱ってやってるのに、何が不満だって言うんだあいつは。まさか「優しいだけじゃ物足りない」なんて贅沢極まることをぬかすんじゃないだろうな……優しい方がいいに決まってんだろふざけんな

 

というか現代の技術を以ってすれば絶対に本気で破れにくいストッキングを作ることだって出来ると思う。でもそうするとストッキングの売り上げが悪くなるからあえて作っていないだけなんだろうと私は疑っている。汚れちまった世の中だよ……

 

だからストッキング、タイツ嫌いからしてみればニーハイは素晴らしい商品。さすがにもう堂々とは履けないが(スカート丈が長くて見えない時は履くこともある) 若い時はめちゃくちゃお世話になった。それに結構ブームだったと思う。ギャルもバンギャも履いていた。

個人的に靴下部門の中では断トツにエロいと思う。とは言え、制服にニーハイは好きではない。制服にはハイソと決まってる。制服、特にセーラー服にニーハイを合わせる女が許せない。ロマンがない。セーラー服にニーハイを合わせてしまうと何が起こるか知っているだろうか。突然「お店の子」感が強くなってしまう。そうなるともう台無し、せっかくの神聖なるセーラー服が。ニーハイによって汚される。突然精子臭くなるのだ。制服にニーハイが許されるのは二次元だけ。ただメイド服ならニーハイが一番だと思う。なんだかつい熱くなってしまった。私はこの手の話にはうるさい。

 

 

 

 

 

今日は5月と思えない暑さで俄然テンション上がった。

 

 

 

マスクがなければ。

 

 

 

 

マスクがなければ。

 

 

 

夏の暑さの中、顔半分以上覆われるともう顔半分がサウナ。正気の沙汰ではない。冷感マスクの開発を急いでくれ。

 

 

 

 

 

 

ところで。

 

 

 

日々の生活の中にちょっとした刺激は必要なんだろうか。私は刺激を求めてると思われがちな人間なのだけど、実際そんなことはない。どちらかというと変化に対しては不安感が強く出る方だから、平穏な、感情の起伏も少ない日々を望んでいる。

でも脳の活性化という点においては、毎日同じというのは良くないらしい。と言っても、過度な変化や事件は必要ない。いつも通ってる道をほんのちょっと変えたりするだけで良いんだとか。これは大学の時心理学で聞いた話。何故か覚えている。この話と、真実の愛にはセックスが必要だと熱弁していて、当時の彼氏と何も出来ていなかった私は撃沈した思い出がある。あの場でひっそり1人の生徒の心が死んでいた事、先生は知るまい。

 

とにかく、いつもと少し違う事 は脳の活性化には良いらしいんだ。

 

 

今日は私にも「いつもと少し違う事」が起こった。

 

 

 

先程述べたように、カラッと晴れた夏日に気を良くした私は意気揚々とノースパッツで出勤した。開放感マックスである。

 

 

 

私を良く知る者はもう察しがついたであろう。

 

 

 

そう。

 

 

 

 

 

 

通勤途中、片パンしたのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

片パン、というのは紐パンの片方が解け、ぷら〜〜〜んとなっている状態のことだ。

 

 

 

 

 

今までも何度かある。が、今回の片パンは桁違いに焦った。何故なら前に片パンした時は、1回目はジムでランニングマシンで走っている時。その時はぴったりめのボトムだった為、食い止められた。2度目はスカートだったが、タイツを履いていた為、せき止められた。

 

 

 

そして今回、ノータイツ、ノースパッツ。

 

 

 

 

 

止められる者は何もいない。

ノー・パンツになってもおかしくない状況だった。ノー・パンツになる、つまりパンツを街中で落とすということだ。この最悪な事態の対策は昔いくつか考えたことがある。力いっぱい蹴り飛ばすグッバイ・パンツ法、え?ハンカチ落としただけですけど?面して余裕を見せてバッグにIN法 などだ。

 

しかしいざ、本当に落とすかもしれないとなるとそんな余裕は生まれない。恥ずかしさのあまり全力で走り出すことしか出来ないかもしれない。

 

しかし幸運な事に、すぐにお手洗いに入ることができ、最悪な事態は免れた。

ぷら〜〜〜んとなっている時の、紐の頼りなさよ。女性に全面的に支えてもらう男をヒモと呼ぶのは、本当にこの上なく相応しいのだと痛感した。アイツは頼りない。

 

「絶対にもってくれよ!紐!」と念じながら歩いたホームを、私は一生忘れないだろう。今年で3番目くらいにヒヤヒヤした。日常の中に刺激はやはりいらないと思った。

 

 

 

 

 

 

朝からこんな思いをするのはもう御免である。

今日の失敗を生かし、自らの心の安全確保の為、明日からは最初からノーパンで出勤しようと思う。