残骸

映えない人生

恥の多い生涯を送ってきました

 

噂話を鵜呑みをするのは愚かだと思うんだ。

身近な存在の噂話なんて 「ほぉーーーん」くらいの気持ちで聞き流すくらいの方がいい。その人づてに聞いた話でその人を測るなんて馬鹿馬鹿しいしもったいないよなあ と思う。

ていうか自分に対するその人とか、自分が見てきたその人が全てじゃない?それ以上の真実なんてないよ。…って、ずっと思ってる。

最近職場でそんなような事があって、なんだかなあと。噂が本当だったとしても、周りがどう思っていても、判断するのは自分の心だよね。

私も苦手だなあって思ったら、極力関わらないようにはするけど。大人なんだからそのへん上手くやってほしいよね。

 

女っていう生き物に生まれたからには 必要だとされている場面では相手の機嫌とったり自動的にニコニコできるものなのかと思っていたけど、社会に出てからそんなこともないんだなーってよく思う。私の笑顔なんてオートモードなのにな。1人きりの通勤と帰り道はみんな死ねって顔して歩いてるから絶対に誰にも見つかりたくないよ。たまに通りすがる人に二度見されてるのを知ってる。でも1人きりの時なんて取り繕えないよ…道すがらの他人はノーカウント。 会社の人からはよくいつもにこにこしていて明るくて人当たりが良いと言われる。それを言われるたびに(そうしてるだけだよ)と思う。逆にツンケン出来る人すごいなって思うけどな。誰に対しても平等にしらっとした態度取ってる人って逆に尊敬してしまう。自分のことを本当に偽らない人なんだなって。そこまでありのままに生きられるってすごいよね。人に嫌われるのが怖いとか思ってないんだよねきっと。でも人に嫌われるのって、怖さもあるけど 生きづらくなると思ってるんだよね。会社や学校という組織のステージで、いかに敵を少なくするかって重要じゃない?私は自分の戦闘能力が低いと自覚しているからこそ、敵は作りたくないんだよね。イージーモードでクリアしたい。好きでもないものに達成感なんていらん。どこまでイージーに出来るかが勝負。好かれていたら敵どころか回復アイテムになってくれるじゃん。

この、「好かれる」「嫌われる」については小学生から中学にあがる時にめちゃくちゃ考えたんだよね。クラスの中の中心部(カースト上位の女子)に嫌われると とんでもなく面倒で 味方が1人もいなくなるという事態が発生するからさ。中学の時はいかに女子に好かれるかという点に重きを置いていた。そもそもなんで嫌われたかっていうと、幼いながらに好かれ方を知っていたからだと思う。鼻に付く年頃だよね、そういう女。昔から男の子に対する「すごーい!」「かっこいい!」「さすが〜!」の使い方は上手い方だったと思います。

でも女の子に好かれなくては本当の「モテ」とは言えないと私は気付いた。女の子が一番の脅威だからね。

 

中学生女子に対するアプローチとしてはやっぱり一番は「面白い」奴であることだと思う。小中学生女子に一番嫌われる女はぶりっ子。これは間違いない。だから変顔やろうとなったらちゃんと可愛さを残さず全力でやること、モノマネの持ちネタを作ること、ぶりっ子もやりすぎればオッケー など 私なりにルールがあった。

そのおかげで嫌われなかったと思う。あと私は話すとちゃんと面白いし(謎の自信)

でもこの生き方が楽しくてモテとかどうでもよくなってた時期でもある。中学生は。無理してやってたキャラではない。笑

 

高校の時はもう嫌われてもちゃんと周りの人間だけに好かれていれば問題ないなって思ってたし、専門的な高校だったからまあまあ性格に難がある(私が人のこと言えない)子が多くて最高パラダイスだった。まじ個性の殴り合いみたいな所だったから。

だから高校の中でも普通科っぽい学科の子にはわりと白い目で見られたし、前略プロフやブログはそこそこ荒れたけどあの時の自分もプロレスラーみたいな精神してたからオラオラって感じだったな。多分人生で一番気が強くて最低な時期だったと思う。あと空気もなかなか読めないところがあった。これについては社会人になってからも時折自覚し、悩むことになる。

でも高校生の時の私は最強だった。無敵だった。

モテ度指数は高校の中では全くモテなかったけど外部からは結構モテた。人って恋人がいる時の方がモテるのかもしれないな。恋人が自分を全肯定してくれるから、余裕があるのかもね。

 

大学はなんかもう、それぞれって感じがあったしそこまで どう生きるか みたいなこと考えてなかった気がする。いや、考えてなかったというかもう身に付いてただけなのかもしれない。人にも恵まれてたし。大学1年から2年までが私の人生の春爛漫期。そのあとの人生は大殺界かな?って感じ。おやおやどうした?春から氷河期?って思ったよね。大殺界なら大殺界なりに楽しんじゃうんだけどね、圧のあるドMだから。人生振り返ると「よく一度もメンヘラにならなかったな」って思う。

大学は色んなバイトをした気がする。というかもう高校の頃から今の片鱗出てるんだけど私はとにかく働く事が嫌いだった。バイトですら楽したいと思う奴だったので楽なバイトをする為に転々としてた時期があったな。焼肉屋とか向いてなさすぎたし、超ポンコツで、私は何の役にも立たない…と思って工場のバイトで人と関わるのやめてみたり 今度はがっつり人と絡む仕事(ガールズバーなど)をやってみたり。ちなみにガールズバーで学んだことは 酔っ払ったおじさんにはとりあえず下ネタを言っておけば喜ぶ  ということ。おじさんもうさ耳つけた女に心の中でこんなにバカにされていたとは思っていないだろうな。ガールズバーの話はまた別で書きたいんだよね。3ヶ月くらいしかやってなかったんだけど結構楽しかった。

 

そんなわけで中学以降はのらりくらり生きてきて嫌われなかったから今更嫌われたりしたくない。職場の人とかに。でもどうしてもどうしてもどうしてもイライラしちゃうことがあったりして、最近わりと態度に出てしまうから反省してる。にこにこマインド取り戻したい。こんなんじゃそのうち裏で「更年期ババア」とか呼ばれるようになってしまうよお……

 

ていうか人に好かれる嫌われるの話だったのに、だいぶ自分の人生振り返ってしまった。本当はこの50倍くらい書けそうなことたっっっっくさんあるんだけどさすがに小説にするか?って長さになりそうだからやめるわ。

 

 

ギスギスしないで余裕を持って生きたい。

私だってみんな死ねって顔して歩きたいわけじゃないんだ。鳥さん、お花さん、ごきげんよう!って気持ちでいたい。ハッピーが溢れてミュージカル調になったりしてみたいよ。

 

 

心にゆとりを持つにはどうしたらいいですか?(28歳/会社員女性)

 

 

 

 

は〜〜〜〜〜〜ぁ。 生まれ直すかあ