爆撃!私の近況
お久しぶりです。
こんなに間が空いてしまったのは本当に久しぶり。何度か書こうと思ったのだけど、今自分に起こっている状況が何よりも面白すぎて何も書けなかった。自分に負けたと思った。
だから今回はもうここ数ヶ月で自分に起こったことを書き散らかしたいと思う。
私は前にも言ったことがある気がするが、人生に刺激は求めていない。別に君を求めてないけど…♪のような「とか言って実は求めてるんでしょ〜〜!?」的な表現ではなく本当に求めてはいない。だが私レベルになると刺激が私めがけてやって来る。刺激に選ばれし女、それが私。
数ヶ月前の私。一人暮らしをする為に着々と準備を進め、物件も決まり、本契約も間近に迫った頃。身体の異変に気付く。体調が明らかに悪いのだ。常に微熱が続き、ものすごい怠さ。そして殴られるような眠気。仕事中でも意識が飛ぶ程に眠い。季節の変わり目で体調を崩したのだろう、そう思っていた。
しかしあからさまな異変がもう一つ。
おりものが、すごい。
女性は体調不良になったり、ストレスを感じたりするとおりものが増える。または雑菌が原因だったりもする。
私の職場を知っている人はピンと来るだろうが、私はその辺の事情にはその辺の女子よりは詳しい。体調不良ということもあり、数日は気にしなかった。
が、「いや、これ、変だな?」と思うほどに増えていく。私の心の奥底がざわめく。これは、もしや……
性びょ…………………………
いやいやいやいやまさかねまさかねだって別にそんな気配1ミリもなかったしそんなまさかねも〜〜職場が職場だからつい心配になっちゃうナ!これも職業病かしら!うふふ!
…いやでもずっと持っていたのだとしたら…??でもそうだとしても何故今…??
雑菌?雑菌なのか?あ、雑菌か!!フラジール突っ込めば治るな?!よし、レディースクリニックに行こう!別に全然疑ってないけど絶対雑菌でしたー⭐︎ってオチだからどうせ早く行って安心しようそうしよう
レディースクリニックの看護師さん「雑菌もいるけど………これは…クラミジアか淋菌いそうだね…」
いやそんなわけ
そんなわけない、私はそう思った。
しかし思い出す。
検査に来る患者さんの「パートナーは私以外は絶対してないって言ってるんです〜!」という言葉を。そしてそれを聞いた私や、他のスタッフが
んなわけねーーーだろ
と、思っていたことを。
まさに今、私はあの患者さんではないか。
こんな気持ちだったのか……私は初めて患者さんの気持ちがわかった。わかりとうなかった。
とはいえ、何度でも言うが私は現時点の浮気を疑ったわけではない。どちらかが「ずっと持ってた説」が有効だと思っていた。
しかしかかっているかもしれないという可能性があるため、恋人にLINEでなるべく低姿勢かつ怒ってないですよ感を出しつつ「何か心当たりはありますか…?笑」と聞いてみた。「笑」がついているが実際不安で全く笑えていない。
しかし私は後にこれを悔やむこととなる。
検査の結果が出るのは1週間後。なんでこんな検査で1週間もかかるんだよくそと思いつつ、いつものように過ごした。しかし私の身体にはまたしても異変が。
生まれて初めて口唇ヘルペスが出来る。
しかもどんどん広がっていく。
さ す が に おかしい。
体調も相変わらずずっと悪い。
この微熱、ヘルペス、怠さ、おりものの倍増…
ある1つのことを仮定すると全てに合点がいく。
ある朝、出勤した私は先輩に不安を吐露する。
体調不良やヘルペス、おりもののことは既に話していたものの、この「仮定」についてはその時まで言わずにいた。
「あの……
もしかしたら妊娠してるのかなって思うんですけど……(⌒-⌒; )」
先輩は婦人科に勤めていただけあって、冷静であった。「検査薬あるよ。早いけど、これで何もなかったらひとまずヘルペスの薬飲めるし、もし嫌じゃなければやってみたら?」と言われる。
そうなのだ。もし妊娠していたとしたら、ヘルペスの飲み薬はなかなか強いので、飲んでも大丈夫という確信がない。
(そもそも、妊娠とヘルペスは関係あるの?と思う人がいるかもしれないが、ヘルペスは免疫力が下がると出てきてしまうものである。その時の私の免疫力はガタガタだった為、出てきたのではないかと思う)
まさか私が妊娠検査薬を使う日が来るとはなあ……自分の職場で妊娠検査薬におしっこを浸しながら思った。何故だか少し冷静だった。
まさかね?という気持ちは少しあったが、ここまで来るともう私は覚悟を決めていた。というかもう絶対それとしか思えない。
マイおしっこを先輩に見られたが、もうそんなのはどうでも良かった。浸してから数分で結果は出る。開院の準備を進め(本当にこの時の自分の冷静さが今思うとウケる)、数分後「どうっすか」と様子を見に行くと 先輩が
「あーーーーーーーーー、佐藤さん、
これは、線 出てるね (^_^)」
ですよね。
私は何故だか爆笑してしまった。
その時のツイートがこちら。
何もかもがヤバすぎて笑えたのと、いかにも私の人生という感じがして笑えた。さすがハプニングに愛される女。
本当に驚いているのは何故かというと、
こんなにリアルなシモの話を書くのはどうかと思うが
まじの1回ポッキリでキメたからである。
はるか昔、確か高校生くらいの時に友人に話したことを思い出す。
「なんとなく私ってすぐ妊娠する気がするんだよね」
時を超えて予感的中。
友人に「ゴムつけなよ!!」と学生時代めちゃくちゃ言っていたのは、なんとなく自分がすぐデキちゃいそうだったからである。そんな私がまさに今、本当にデキちゃっているのだ。笑うしかない。
そこからはまあ大変。
とにかくすぐに本契約直前の不動産屋さんに電話をし、ストップをかける。恋人に話す。するとすぐに駆けつけてくれた。優しい。心無し男(こころなしお)とか呼んで本当にごめん。
しかし食事をしようと向かい合って座った途端に、
「とりあえず1回おれを性病だと疑ったこと、謝ってもらっていい?(^-^)」
と言われる。
バタバタしていたせいで性病騒動が遥か彼方に飛んでいたのは当然私だけなので (あ、ヤベ) 素直にそう思った。
だがこれは声を大にして言いたい。
現在進行形の浮気は疑っていない。
そこを疑っていたとしたら「笑」なんて到底つけられない。ブチギレファイヤーである。
しかも彼はあの時のLINEをスクショしている。なんて男だ……これから何年も言われ続けるのだ…「あの時おれのこと疑ったよね」と……疑っていないが疑っているような証拠を残してしまった。一生の不覚。「看護師さんにクラか淋ぽいって言われたーどうちよ!」くらいにしておけば良かった。いやでもそれだと私が疑われ兼ねない。結局、あの時の正解なんてどこにもないのだ。
そんなわけで私は身籠った。
これで子ども出来たら名前は「あたる」だなぎゃははとかふざけたピロートークかましてたら本当に出来てた。人生は一夜で変わる。
でもこれも運命だなと思うし、楽しもうと思う。というかもう既に楽しい。
私の母に最初に伝えた時、
「あんたもう29歳でしょ!順番なんてなんだっていいわよ!!!!やったーーーグフフ」と呑気に喜んでいた。しかしこのくらいの呑気さが私を安心させたので本当にありがたかった。
父もなんだかうれしそうだった。よくもうちの娘に〜〜〜!!とか一切なかった。これが19歳だったら話は別だっただろうが、アラサーなので何の問題もなかったようだ。
そして幸いなことにまだ悪阻がほとんどない。現在やや腹痛、便秘はあるものの、寝ても覚めても気持ち悪い…というようなことはなく。
お前はいい子だなあ〜〜と毎日お腹をさすりながら思っている。どうかこのままでいてほしい。私の子だから聞き分けの良い奴隷気質な子に違いない。
…と、これがこの数ヶ月私の身に起こっていた全貌。こんなネタを抱えたまま、「今日見かけた変な奴」とか「最近文句つけたいこと」を書ける気がしなかった。明らかに自分の状況の方が面白い。そんなしょうもないネタを書いたところで「いやでもお前身籠ってるやん」と、もう1人の自分が冷静に突っ込んでしまう。
まあ今日からはちょいちょい書いていけたらと思っているので何卒宜しくお願い致します。
でも子どもを産んだからといって「今日のベビたん♡」とかいうクソつまらないブログは書かないということは今から誓っておく。宣誓。